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同一ドメイン方式での導入

本ページは、以下に該当するサイトでesparを導入する際の具体的手順を解説しています。

  • 既に公開中のサイト
  • 新規に構築するサイトで、CMSを公開予定ドメインで構築する
  • 既存サイトのリニューアルで、CMSを公開済みドメインで構築する

esparの導入には2つの方式があり、上記に該当するサイトへの導入を同一ドメイン方式と呼びます。

従来のCMSサイトの構築・公開・運用とは考え方が大きく異なりますので、本ページの具体的手順の解説を確認する前に、esparとは のページを必ずお読み頂くようお願い致します。 不明点がある場合は、よくある質問をご覧下さい。また本サイト上部にある検索機能もご活用下さい。

 

導入の進め方

espar の導入は以下のような流れで進行します。○印がついたSTEPでお客様や制作会社様にご協力を頂く必要があります。STEPが進行する度に弊社担当者から都度ご連絡を差し上げております。

STEP作業作業内容
1弊社でテスト用の環境構築と設定を行います。テスト環境については 導入途中の確認(テスト環境) をご覧下さい。
2  ○  テスト環境で静的化結果をご確認頂きます。問題がなければ3へ進みます。問題があれば、問題がなくなるまで微調整を繰り返します。
32.の確認で問題なければ、弊社で本番用の環境構築と設定を行います。
4  ○  続く手順5(証明書取得の準備)を実施頂ける候補日をお知らせ頂きます。
54.で頂いた日程直前に弊社でトークンを生成してお送りします。(本トークンはhttps対応用のサーバ証明書を取得するために必要なものです)
6  ○  5.のトークンを設置(または設定)して頂きます。詳細は 証明書について をご覧下さい。
7弊社で証明書の取得設定作業を行います。ここで本番環境の構築は完了となります。次の8に移る前に最終確認をしたい場合は 導入途中の確認(本番環境) をご覧下さい。(必須ではありません)
8  ○  DNSの設定を弊社指定IPに変更して頂きます。変更後、esparの導入は完了となります。DNSについてDNSの反映確認もご参照下さい。

導入に要する日数

上記手順の STEP4 でご指定頂く日程候補やサイト規模にもよりますが、御発注を頂戴してから概ね1ヶ月程度を見込んで下さい。最短では約2週間、長ければ約2ヶ月以上の事例も御座います。

導入後のサイトアクセス

DNSの変更により サイトへの全アクセスが必ず espar 公開サーバに届きます

after.png

同一ドメイン方式の場合、管理画面へのアクセスも同様で例外はありません。

導入によって変わること

  • ブラウザで直接CMSサーバにアクセスできなくなる
  • ftpやsshでは接続先をドメイン表記からCMSサーバのIP指定に変更する必要がある

導入によって変わらないこと

  • Webサイトの見た目やURL、サイトの振る舞い
  • 管理画面にアクセスするURL、サイトの編集方法

導入後の管理画面アクセス

esparの導入後、管理画面へはespar導入前と同じようにアクセスすることができます。

ただし、CMSサーバの管理画面URLへの悪意ある第三者によるアクセスを防御するため、特定IPからのアクセス以外ではBasic認証を要求するように設定させて頂きます。(当該の設定を行わないポリシーで構築のご依頼を頂いた場合はこの限りではありません)

管理画面へのアクセスespar公開サーバのふるまい
特定IPからCMS管理画面に転送する
特定IP以外からBasic認証を要求して通過できればCMS管理画面に転送する

espar の導入により原則CMSサーバ側にはアクセスが届かないようになっていますので、元よりセキュリティは向上していますが、上記のBasic認証の設定を必須とすることで、より安全に運用して頂けるようになります。(CMSごとの留意事項は CMSごとの留意点 をご覧下さい)