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困ったときは...

Q. CMS側で編集した内容が反映されていません

espar での静的化や反映が正しく行われていない可能性があります。基本的なサイト更新 に記載の手順に従って espar 管理画面から「反映」を行って下さい。

Q. 問合せフォームや検索が正しく機能しません

espar の導入後に問い合わせフォームのページを追加したり検索機能を追加した場合、リバースプロキシの追加が必要となります。

Q. リダイレクトの設定をしたいのですが?

リダイレクトは、esparの公開サーバ側に弊社で設定を行う必要があります。

リダイレクト設定の追加/削除/変更はチケット「リダイレクト設定」をご購入頂くことになります。リダイレクトのパターンと共に弊社担当にお知らせ下さい。公式サイトの価格表の「チケット価格表」もあわせてご覧下さい。

Q. リバースプロキシの設定をしたいのですが?

リバースプロキシは、esparの公開サーバ側に弊社で設定を行う必要があります。

リバースプロキシ設定の追加/削除/変更はチケット「リバースプロキシ設定」をご購入頂くことになります。リバースプロキシを設定するパス情報と共に弊社担当にお知らせ下さい。公式サイトの価格表の「チケット価格表」もあわせてご覧下さい。

リバースプロキシの技術的な解説はリバースプロキシについてをご覧下さい。

Q. リバースプロキシ応答かどうかを判断する方法はありますか?

リバースプロキシを介した応答をしている場合、espar の公開サーバはHTTPレスポンスヘッダに特別な値を追加して応答します。

Chrome系ブラウザ等の Developer Tool にて [Network] タブから目的のパスを選びHTTP通信の詳細をご確認下さい。HTTPレスポンスヘッダに以下の情報が含まれている場合、当該パスはリバースプロキシで応答していることになります。

x-espar-origin: 1

上記が含まれない場合、当該パスはリバースプロキシ応答ではありません。espar 公開サーバは当該パスに対して、静的化された(または静的化時に取り込まれた)ファイルで直接応答を返しているということになります。

また、Developer Tool 以外にもターミナルの curl コマンドで確認することもできます。

% curl -sI [調べたいURL] | grep x-espar-origin
x-espar-origin: 1

上記の用の出力された場合はリバースプロキシ応答です。標準出力に何も出力されない場合は、当該パスはリバースプロキシ応答ではないことを意味します。

リバースプロキシの技術的な解説はリバースプロキシについてをご覧下さい。

Q. CMS側にファイルを設置してサイト全体の静的化をしたのにブラウザで表示されません

まずサイトをハードリロード(ブラウザで Shift + リロード)を試して再度確認して下さい。それでも反映されない場合は、静的化の対象になっていない可能性があります。以下を確認して下さい。

  • TOPページからリンクで辿ることのできるページ内に <a> <img> <link> のタグで適切に参照先・リンク先として記述されているか?

  • espar管理画面の [サイト反映]→[設定] の [追加取得パス]に含まれているか?

  • espar管理画面の [サイト反映]→[設定] の [クロール除外パス]が指定されていないか?

  • 非同期通信でDOMが構築されるページになっていないか?

Q. 指定パスの静的化をしましたが反映されません

espar管理画面の [サイト反映] のページで [詳細表示] をクリックし、ログを表示して、反映されていないページやファイルパスの文頭にエラーメッセージやエラーコードが表示されていないか確認して下さい。

[NOT_FOUND](404) https://www.example.com/wp-content/themes/micss/fonts/glyphicons-halflings-regular.woff

エラーの文言を参考に CMS 側に問題がないかを確認して下さい。上記のようなエラーが表示されないにも関わらず反映されない場合、指定するURLが以下のようなパスになっているかどうかご確認下さい。

  • (A) 指定したURLは、ブラウザで直接表示されることを期待するページそのものか?(HTML)
  • (B) 指定したURLは、ブラウザで直接表示されることを期待するファイルそのものか?(PDFや画像/動画等)

(A),(B)のいずれにも該当しない場合は指定パスの指定方法が誤っている可能性があります。ページやファイルそのもののパスを指定するようにして下さい。

Q. サイトマップがブラウザで正しく表示されません

サイトマップをブラウザ上で表示するために必要な .xsl ファイル(XML用のスタイルシートファイル)が静的化対象に含まれていないことが原因と考えられます。.xsl のパスはサイトマップのXMLファイルに以下のように明記されています。(一例です)

<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="https://www.example.com/sitemap.xsl"?>

パスを調べた上で、espar管理画面にて以下の操作を行って下さい。

  1. [サイト反映]→[指定したパスのみ更新する] に .xsl のパスを指定して静的化を実施
  2. [サイト反映]→[設定]→[追加取得パス] に .xsl のパスを追加して保存

パスを入力する時は必ずルート相対パスにして下さい。

なお、.xsl はXSL(XML Stylesheet Language)という言語で記述されたファイルです。ブラウザでHTMLをどのように表示するかをCSSで定めるように、ブラウザでXMLをどのように表示するかはXSLで定めます。つまり、サイトマップXMLをブラウザ上で表示するには、それに対応するXSLが必須となります。

espar の静的化エンジンはHTMLに特化しているため、サイトマップのXMLが必要とするXSLを自動的に取得しません。XSLのパスは明示的に指定する必要があります。HTML中にCSSのパスが記されているように、XMLにもXSLのパスが指定されていますので、ブラウザの「ソースを表示」機能を使ってXMLの内容を確認してXSLのパスを特定して下さい。

Q. 非公開にしてもページが削除されません

まずQ. ページの表示がおかしいですを参考に、CMS側で正しく削除されているか(閲覧できないようになっているか)を確認して下さい。CMS側で正しく削除(や非表示の設定)ができていなかった…という例が非常に多いです。CMS側に直接アクセスし、意図した通りになっているかを確認して下さい。espar では原則、CMS側の挙動を忠実に再現することを常に念頭に置いて下さい。

もし、

  • CMS側に直接アクセスすると確かにページは削除されているが、
  • ページ全体の静的化を行ったにも関わらず、
  • espar公開サーバ側にアクセスするとやはりページが削除されていないように見える

という場合、espar の設定や静的化の処理に課題がある可能性が高いです。

サイト全体の静的化でオプション「リンク切れしたページや画像等を削除しない」がONになっていないかを確認して下さい。ONになっていれば、CMS側の削除が公開サーバ側に反映されません。当該オプションをOFFにして再度サイト全体の静的化を行って下さい。詳しくはサイト全体の静的化ページのオプションのセクションをご覧下さい。

何らかの事情でサイト全体の静的化を行えない場合、espar 公開サーバ側のファイルを削除することで一時的な対応が可能です。静的化済みファイルの削除を参考に対象ファイルを削除して下さい。

Q. ページングやサイト内リンクが正しく動作しません

espar を導入した時にページングされたページや当該サイト内リンクが存在しておらず、且つ、espar の静的化エンジンが機能追加を自動検出できる実装になっていない可能性が高いです。自動検出できない実装とは以下のようなものです。

  • リンクが <a> タグで実装されていない
  • <a> タグリンクだが、そのタグが JavaScript によってプログラム的に生成されている
  • <a> タグリンクで JavaScript も使っていないが、そのリンク先URLの末尾が ?page=1 のようなクエリ表記になっている

以下のように実装を変更することで、自動検出されるようになります。

  • リンクを <a> タグを使って表記する
  • <a> タグはHTMLの中に直接記述し、JavaScript で後からDOM挿入する実装を避ける
  • <a> タグのリンクURLに ? & = を含むクエリ表記を使わず / 区切りのみの表記とする

実装変更後に改めてサイト全体の静的化をして下さい。実装変更が困難な場合は、静的化エンジンの自動検出の機能を頼ることができません。静的化エンジンに個別の学習をさせる必要があるため、有償の追加対応となります。チケット「静的化エンジン設定」(税込 : ¥1,100)を購入頂くことになりますので、弊社担当者にご連絡下さい。

Q. 請求書に記載の転送量が多いような気がします

毎月のご請求書には従量価格表に基づき、転送量に応じた料金を計上しています。併せてその根拠となる1ヶ月分のリクエスト数と転送量合計をご請求書の備考欄に記載しています。

リクエスト数が減っているにも関わらず転送量が大幅に増えている場合、サイト内の構造変更や刷新によって意図せず大量の転送が発生している場合がございます。以下に転送量に繋がりうるサイト変更例を例示(実際にあったケース)しますので、自サイトが該当していないかご確認下さい。

  • (A) PDF資料やzipファイルを設置した
    • → アクセス数は多くないがファイルサイズが膨大で転送量増大
  • (B) TOPページに背景動画を設置した
    • → 動画(.mp4)ファイルの容量が数十MB、数百MBもあり、1PVあたりの転送量が増大
  • (C) グローバルメニューに画像付きメニューを設置した
    • → マウスオーバーするだけで表示されるサブメニューに埋め込んだ画像が必要以上に大きく、全ページのアクセスで転送量増大

上記例を参考に、サイト内にページを追加したり構造変更をした箇所に要因がないか制作担当者様にご確認下さい。その箇所にはそれほど大きな容量のファイルは必要ないはずというケースが多いです。以下のような問いをして頂くことがサイト制作においては有効です。

  • 本当にこの容量のPDFファイルを置く必要があるのか?サイズ縮小はできないか?
  • 小さく表示する画像なのに1Mbytesもの容量を持つ画像が必要なのか?適当・適切な容量の画像に縮小できないか?
  • 背景動画として演出するだけなのにこのクオリティの動画は必要か?サイズやエンコード方式、ビットレートを変更して容量を小さくできないか?

無駄に大きなリソースファイルは、ページの表示に時間がかかる、スマホユーザのギガを無駄に消費させてしまう、など閲覧者のメリットは皆無です。表示箇所や閲覧者の期待を吟味した上で適切なファイルサイズにすることをお勧めします

Q. ページの表示がおかしいです

表示が期待通りでない場合、主に以下2つの理由が考えられます。

  • (1) CMS側の表示がそもそも正しくない
  • (2) espar公開サーバ側にCMS側の変更点が正しく反映されていない

(1)であることが少なくありませんのでまず最初にCMS側をご確認下さい

確認の際は「esparがそもそも存在しないとして、CMS単体で正しく機能しているのか?」という視点で確認して下さい。CMS単体の挙動や表示がそもそもにして正しくない場合、esparはその正しくない状態を忠実に再現してしまうためです。

CMS単体で正しい状態を確保した後に改めてesparで静的化を実施して下さい。なお、CMS側の確認方法は、espar 導入時の方式によって以下の通り確認方法が異なります。

構築方式確認方法
同一ドメイン方式/etc/hosts 等に設定を追加し、サイトURLをブラウザで開く
別ドメイン方式ブラウザでCMS側のURLを開く

CMS側の改修を行ってもおかしな表示が改善されない場合、つまりCMS上は正しいのにesparで静的化した結果だけがおかしい場合、(2)の可能性が高まります。

まず制作の留意点についてのページをご覧頂き、非推奨な実装になっていないかを確認して下さい。該当しておらず、やはりesparで静的化した結果だけがおかしい場合は詳細な調査が必要となります。弊社担当者に状況をお知らせ下さい。

Q. Googleでの検索結果からリンクを辿ったら表示されないのですが?

既存CMSサーバをそのまま公開していた時に、設定されていたリダイレクトが espar ホスティング環境で正しく適用されていない可能性があります。問題のあるURL情報を添えて弊社担当者に御連絡下さい。