サイトが存続する場合
本ページでは espar を解約するにあたり、解約後もサイトが存続する場合の手続きについて解説します。同一ドメイン方式での導入か別ドメイン方式での導入かによって作業や留意点が異なりますのでご注意下さい。
同一ドメイン方式での導入の場合
CMS側のドメイン名設定が公開URLドメインと同じ場合が該当します。ただしespar導入時に、サイトURLが https://example.com/
のように www 無しであったかどうか、また当該ドメインでメールを使用していたかどうかによって対応が異なります。
(a) サイトURLはwww有り
解約時の手順は以下の通りとなります。
- CMS側にhttps通信の為の証明書設定を行う
/etc/hosts
等の設定をCMS側IPに変更しサイトを確認する- DNSをCMS側のIPアドレスに変更する
(b) サイトURLはwww無し、且つメールは不使用
(a)と同様です。
(c) サイトURLはwww無しで、且つメールを使用
メールサーバについての方法1の対応を実施していた場合、手順は以下の通りとなります。
- CMS側で
www.exmaple.com
→example.com
のリダイレクトを設定する - CMS側にhttps通信の為の証明書設定を行う
/etc/hosts
等の設定をCMS側IPに変更しサイトを確認する- DNSをCMS側のIPアドレスに変更する
別ドメイン方式で導入した場合
(a) 別の静的化ツールやサービスに移行される場合
静的化済みHTMLファイルのホスト名置換が必要になる可能性が高いです。ご利用になるツールやサービスの開発会社様にお問い合わせ下さい。
(b) 静的化を行わない場合
CMS側のドメイン名設定が公開URLドメインと異なる場合が該当し、具体的には以下のようなケースです。
- CMS側を公開用ドメイン名とは異なるドメイン名で構築し、同時にesparを導入した。
この場合、解約時の手順は以下の通りとなります。
- CMS側のドメイン名の設定を本来の公開用ドメイン名に変更する
- CMSのコンテンツ中のサイト内リンク表記に絶対URL表記をしている場合、当該リンクのドメイン名を本来の公開用ドメイン名に変更する
- (必要に応じて)CMS側にhttps通信の為の証明書設定を行う
/etc/hosts
等の設定をCMS側IPに変更しサイトを確認する- DNSでCMS側のIPアドレスに変更する