サイト反映 > 設定

espar 管理画面 の サイト反映 > 設定 画面では、静的化(サイト反映)の細かな制御を行うことができます。

 

追加取得パス

esparではサイト全体で反映を行う際、サイトのトップページからリンクを辿って見付かったページやリソースのみがクロールされます。しかし、サイトによってはトップページから辿れるリンク先には存在しないページやファイルもあります。そのような場合に追加取得パスを指定します。

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  • (1) [設定]タブをクリック
  • (2) 「追加取得パス」タブのテキストエリアに1行1パスで追加取得するものを記入
  • (3) 「変更を保存」をクリック (重複したパスがある場合、保存時に自動的に重複を解消します)

サイト全体で反映を行う際に、追加取得パスに指定したパスが一緒にクロールされます。パス指定の書き方について、パスの指定方法のページも併せて御覧下さい。

追加取得パスに指定する必要があるファイル

  • (1) サイトマップ関連ファイル
  • (2) robots.txtなどの検索bot関連ファイル
  • (3) 各種サービスでドメイン認証を行なう為に設置が求められるファイル(GSuite,facebook広告,サーバ証明書取得等)

追加取得パスの留意点

追加取得パスでは、ワイルドカード表記は使用できません

あるディレクトリ配下一式を意図した /folder/* という書き方は無効となりますのでご留意下さい。ディレクトリ配下全部を指定する場合、1行1ファイルで全てのパスを記載するようにして下さい。基本的に上記(1)〜(3)以外で追加取得パスを登録する必要はありませんが、どうしても必要な場合は

  • TOPページから辿ることのできるページ中に、CSS非表示指定された <a> タグを作成
  • 当該 <a> タグの href 属性に目的とするファイルへのリンクを設定する

という方法で強制的にクロール対象にすることができます。

 

クロール除外パス

特定のページやパスを静的化したくない場合に使用します。

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指定されたパスは静的化されませんので、サイト全体を反映した後は当該パスが公開サーバに存在しないことになります。パス指定の書き方について、パスの指定方法のページも併せて御覧下さい。

 

サイトの反映

[サイト反映 > 条件を指定して反映] の画面の [反映] ボタンの振る舞いについてのタブです。

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CMSサーバ側で、ページデザインを変更中など、誤って静的化がされると困る場合に使用します。この「サイトの更新を反映する」のチェックボックスがOFFになっている場合、静的化ができなくなり、誤ったサイト更新を防ぐことができます。

具体的には、[サイト反映]→[条件を指定して反映]のページの「反映」ボタンが、以下のように押せなくなります。

チェックボックスがON
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チェックボックスがOFF
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なお、「サイトの更新を反映する」チェックボックスのON/OFFは事故を防ぐためお客様に変更ができなくなっています。変更が必要な場合は当社担当者にお知らせ下さい。

 

設定内容の履歴

追加取得パスとクロール除外パスでは、設定内容の履歴を最大10世代前まで保持しています。「変更履歴」のリストボックスには過去に設定を保存した日時が列挙され、クリックすると過去日時(または現在)の設定内容に切り替わります。

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「変更を保存」をクリックすると表示中の過去設定に戻すことができます。また、過去の設定内容を元に改変して保存することもできます。